空地になっていたご自宅の隣の敷地。せっかくの広い空間を有効活用できるような庭にしたい、とのご相談でした。

お子様はバドミントン、ご主人様はゴルフ、奥様はヨガ等、ご家族で趣味を楽しみたい。またご友人を招いてBBQを楽しめるようにしたい、とのご要望でした。

庭で過ごす時間を思う存分楽しんでいただくために、庭の一角に6畳一間の離れを設えました。

朝は庭でヨガをした後、離れでコーヒータイム。
バトミントンやゴルフの練習を楽しんだ後、ちょっとお昼寝。
たまには一人で離れにこもり、趣味の作業に集中・・等、
庭に離れがあることで、家での過ごし方の可能性が拡がります。

母屋の庭に面した小さな窓を引き戸に交換することで、リビングから庭へ気軽に出られるようになりました。

リビングの前にはウッドデッキやベンチ・パーゴラを設え、目の前に広がる芝生でご家族が遊ぶ様子を眺めながら、食事をしたり、ゆったりとくつろげる空間に。
母屋から離れへと続くウッドデッキは、それぞれの空間をつなぐ動線にもなっています。

6畳一間という小さな空間の離れでは、全面に大きな開口を設けることで、庭の景色をとりこみ、開放感を感じることができます。

壁際にはカウンター式の机や椅子、造り付けのスリムな棚を設え、コンパクトながらも、様々な目的で利用できるよう工夫しました。

母屋の日常から少し離れた空間へ移動することで、気分を切り替えて、勉強や趣味の作業等に集中することができます。

日が落ちると、間接照明で離れはリラックスできる空間に。
外の気配を感じながら、ゆっくりとお酒を楽しんだり、
プロジェクターを持ち込んで、映画鑑賞をすることも。

時間を忘れて家族だけの隠れ家でゆっくりと過ごせる、
贅沢な空間になりました。